商品紹介
「終盤、テンパイ中に危険牌を引いたら」「メンゼンテンパイから鳴くかどうか」「2軒リーチに対してどうするか」などなど。麻雀をやったことのある人なら必ず悩んだことのある問題があります。本書はそんな麻雀競技者の永遠の問いに対して、日本プロ麻雀協会の精鋭プロたちがそれぞれの選択と理論を述べるものです。書籍ではまず、複数のプロに同じ局面を見せます。そこでどうするか、それぞれ答えていきます。プロの意見は必ずしも一致しません。むしろ正反対のような答えも飛び出します。しかし、全員一致しているのは、すべての選択に根拠があるということです。それぞれがしっかりとした麻雀理論、麻雀哲学を持っており、すべての答えはそこから論理的に導かれます。渋川難波、小倉孝、鈴木達也、鈴木たろう、須田良規、金太賢…日本プロ麻雀協会を代表するトッププロたちが繰り広げる頭脳バトル。一打一打に込められた深い読みの裏づけに驚かされます。とにかく、読んで楽しい本であることは間違いありません。
最初の問題の答えで、すでに回答者のキャラクターが表われます。
小倉プロ:「押す。よっぽどの変則的捨て牌じゃないかぎりリーチの待ちなんて基本消去法で考える」
渋川プロ:「ここでリーチの手を考えると、まず宣言牌の(3)に注目します。(1)の後に字牌を挟んで(3)が出るということは、ほぼ確実に(3)は関連牌と考えられます。しかも(3)は4枚見えているので、(3)を複数持っていての(3)切りリーチが消えたので、可能性として濃いのは以下の三つです。…(以下続く)」
本書を読むことで麻雀の考え方に対する視野が広がり、自分自身の麻雀を見直すきっかけにもなるはずです。
最初の問題の答えで、すでに回答者のキャラクターが表われます。
小倉プロ:「押す。よっぽどの変則的捨て牌じゃないかぎりリーチの待ちなんて基本消去法で考える」
渋川プロ:「ここでリーチの手を考えると、まず宣言牌の(3)に注目します。(1)の後に字牌を挟んで(3)が出るということは、ほぼ確実に(3)は関連牌と考えられます。しかも(3)は4枚見えているので、(3)を複数持っていての(3)切りリーチが消えたので、可能性として濃いのは以下の三つです。…(以下続く)」
本書を読むことで麻雀の考え方に対する視野が広がり、自分自身の麻雀を見直すきっかけにもなるはずです。
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