商品紹介
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第5弾。著者は琉球大学名誉教授であり、オモロ、組踊、琉歌、和文学、近代演劇など琉球文学全般をカバーする研究を行ってきた池宮正治氏。今回は近世の沖縄で活躍した和歌人、琉歌人、芸能者にスポットをあてている。
琉歌とは…。和歌が5・7・5、7・7の31文字からなるのに対して、琉歌は8・8、8・6の30音からなる(通称・三八六(さんぱちろく))。また特徴的な違いは、和歌集は原則として文字によって表現された文学である。しかし琉歌集は文字によって記載されているが、その背後にあるものは口承である。琉歌は人々の口から口へと語り継がれてきた文学なのである。これはその作者もしかり。それ故に琉歌は伝説を引き寄せる。
本書では近世の沖縄で活躍した和歌人、琉歌人、芸能者を四〇名(上下巻合わせて)取り上げ時代順に配列し筆者の解釈を加えた。近世沖縄の文学や芸能の歴史が、これらの人物を通してある程度知ることができるはずである。
「著者は家譜資料を縦横に駆使し、著者が近年精力的に収集した新しい文学資料や芸能資料を盛り込んで、これらの人物は、実在の生々した輪郭を鮮明にして我々の前に立ち現われる。小説を読むような意外な展開と研究者らしい緻密な論究が同居していて、興味尽きないものがある。それにこれらの人物は時代順に配列されていて、一読すれば近世沖縄の文学芸能史にもなっていることがわかる。
玉城朝薫や平敷屋朝敏の伝記についてはこれまでも紹介されたこともあったが、その他の人物については、本書がはじめてである。しかも朝薫や朝敏に対してもまったく新しい視点やこれまで知られなかった人間関係が指摘されている。本書の先駆的な意味はこのあたりにあろうか。(1982年当時の作品紹介文)」
琉歌とは…。和歌が5・7・5、7・7の31文字からなるのに対して、琉歌は8・8、8・6の30音からなる(通称・三八六(さんぱちろく))。また特徴的な違いは、和歌集は原則として文字によって表現された文学である。しかし琉歌集は文字によって記載されているが、その背後にあるものは口承である。琉歌は人々の口から口へと語り継がれてきた文学なのである。これはその作者もしかり。それ故に琉歌は伝説を引き寄せる。
本書では近世の沖縄で活躍した和歌人、琉歌人、芸能者を四〇名(上下巻合わせて)取り上げ時代順に配列し筆者の解釈を加えた。近世沖縄の文学や芸能の歴史が、これらの人物を通してある程度知ることができるはずである。
「著者は家譜資料を縦横に駆使し、著者が近年精力的に収集した新しい文学資料や芸能資料を盛り込んで、これらの人物は、実在の生々した輪郭を鮮明にして我々の前に立ち現われる。小説を読むような意外な展開と研究者らしい緻密な論究が同居していて、興味尽きないものがある。それにこれらの人物は時代順に配列されていて、一読すれば近世沖縄の文学芸能史にもなっていることがわかる。
玉城朝薫や平敷屋朝敏の伝記についてはこれまでも紹介されたこともあったが、その他の人物については、本書がはじめてである。しかも朝薫や朝敏に対してもまったく新しい視点やこれまで知られなかった人間関係が指摘されている。本書の先駆的な意味はこのあたりにあろうか。(1982年当時の作品紹介文)」
マイメニュー
何か良い本ないかな?
おトクに読める本は?
探してる本はあるかな?
- 詳細検索
- 著者別検索
- 出版社別検索
- 書籍トップ
- 書籍一覧
- ビジネス書・政治・経済
- 小説一般
- 推理・ミステリー小説
- 歴史・戦記・時代小説
- ライトノベル
- コンピュータ・IT
- ホラー・怪奇小説
- SF・ファンタジー小説
- アクション・ハードボイルド小説
- 経済・社会小説
- エッセイ
- ノンフィクション
- 恋愛小説
- ハーレクイン小説
- 英語・語学
- 教育・教養
- 辞書
- 旅行・アウトドア・スポーツ
- 料理・生活
- 趣味・雑学・エンタメ
- 詩歌・戯曲
- 絵本・児童書
- マルチメディア
- 写真集
- ボーイズラブ
- アダルト
- 雑誌トップ
- 雑誌一覧
- ビジネス・政治経済
- 総合週刊誌・月刊誌
- モノ・トレンド
- 男性誌
- 女性誌
- 自動車・乗り物
- コンピュータ・サイエンス
- スポーツ・アウトドア
- エンターテイメント・グラビア
- 暮らし・食・教育
- 趣味・芸術・旅行
- コミック雑誌
- NHKテキスト[語学]
- NHKテキスト[一般]
- 有料メルマガ
- 無料コンテンツ/カタログ
書籍を探す
コミックを探す
雑誌を探す
新聞を探す
リンク
ヘルプ