商品紹介
『鳥の水浴び』『山田さんの鈴虫』『うさぎのミミリー』『庭の小さなばら』1998年から2002年に発表された単行本4冊を初出順に収録。
著者が78歳から82歳までの4年間で、全部で12作ある「晩年の連作」の、ちょうど中間にあたる4作品を収めている。この間、2002年5月に初めてのひ孫が生まれ、庄野は曽祖父となる。
「ボツボツと原稿を書いて、それが雑誌に載って、そして1年たって本になるというのは、それがほんとに限りない喜びですね、健康の許す限り、これからもぼくの日常を書いていきたいですね」(「平凡な毎日に喜びがある」より)と、庄野は「山の上の家」から見えるさりげない日常、家族、ご近所との触れ合いを淡々と描き続けていく。
「晩年の連作」第5弾にあたる『鳥の水浴び』は1999年1月から12月に「群像」に連載し、翌年4月に単行本化され、続く『山田さんの鈴虫』は2000年1月から翌年1月まで「文學界」に、『うさぎのミミリー』は2001年1月から12月に「波」に、『庭の小さなばら』は2002年1月から12月まで「群像」に連載され、のち単行本化された。
解題は監修を務める日本文学研究者・上坪裕介氏が担当。
付録として「鳥の水浴び」「山田さんの鈴虫」「庭の小さなばら」各連載第1回 生原稿冒頭等を収録する。
※この作品は一部カラーが含まれます。
著者が78歳から82歳までの4年間で、全部で12作ある「晩年の連作」の、ちょうど中間にあたる4作品を収めている。この間、2002年5月に初めてのひ孫が生まれ、庄野は曽祖父となる。
「ボツボツと原稿を書いて、それが雑誌に載って、そして1年たって本になるというのは、それがほんとに限りない喜びですね、健康の許す限り、これからもぼくの日常を書いていきたいですね」(「平凡な毎日に喜びがある」より)と、庄野は「山の上の家」から見えるさりげない日常、家族、ご近所との触れ合いを淡々と描き続けていく。
「晩年の連作」第5弾にあたる『鳥の水浴び』は1999年1月から12月に「群像」に連載し、翌年4月に単行本化され、続く『山田さんの鈴虫』は2000年1月から翌年1月まで「文學界」に、『うさぎのミミリー』は2001年1月から12月に「波」に、『庭の小さなばら』は2002年1月から12月まで「群像」に連載され、のち単行本化された。
解題は監修を務める日本文学研究者・上坪裕介氏が担当。
付録として「鳥の水浴び」「山田さんの鈴虫」「庭の小さなばら」各連載第1回 生原稿冒頭等を収録する。
※この作品は一部カラーが含まれます。
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