商品紹介
本書は、認知症医療の第一線に立ち続けてきた著者が、「認知症の人の気持ち」が置き去りにされる医療現場に疑問符を抱き、「本人と家族の声を、精神療法としてじっくり聴いてみよう」と試みた10年の記録から、得られた知見をまとめたものです。著者はそこで、「認知症の人は、私たちが考えていた以上に、状況を理解し、よく考え、そして深く傷ついている」「認知症になったからといって、その人の心まで失われるわけではない」という大きな確信を得ます。その想いが、認知症の人に敬意を持ち、「心」に寄り添おうとする診療へと結びついていきました。誰もが認知症になる可能性がある今、どうしたら本人も家族も「幸せ」に生きられるのでしょうか。約15,000もの認知症の人の声を聴いた専門医が、優しく、大らかな認知症との「付き合い方」をお伝えします。 〔本書の主な内容〕第1章 家族の気持ち また怒鳴ってしまった/「脳トレ」をしないと悪化しますか?/暴言、暴力、徘徊が、いつ起こるかと不安です/たった1時間でいい。一緒に、お茶すればよかった 第2章 本人の気持ち 私は、かわいそうじゃない/忘れていくのが怖い/姨捨山があるなら、今すぐ行きたい/「真の孤独」は、家族の中にあるんじゃないか/「認知症になってよかった」 第3章 医師から 認知症だって、「決める」「拒否する」権利はあります/薬より効果があるのは、「余裕のある顔」です/ギリギリまで「日課」にしがみつきなさい/できるだけ、離れなさい
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