商品紹介
特集1 マイノリティを生きる
私たちの社会には、さまざまな「少数者」がいる。葛藤があり、歓びがある─そんな毎日を過ごしている。
だが、街頭で、SNSで、見過ごすことのできないヘイトが飛び交っている。折り重なる抑圧のなか、声を奪われ、「みえないこと」にされ続ける人たちがいる。
「マイノリティが直面させられる差別の構造は、日本に生きる、すべての人の目の前にある」(岡野八代)
最も身近なものとして人権を捉え直す。
特集2 政治と生活再建
物価は高騰し、税や社会保険料は引き上げられる。必然的に生活は苦しくなるばかり。日本社会の不透明な先行きや、不穏な国際情勢のなか、暮らしに余裕が失われていく。
政治の場ではだれもが「暮らし」について語り、その改善を論じる。だが、日々の生活を守り、建て直すための手立てを、政治は提示できているのだろうか。そして、さまざまな状況にある人々の声は、どのように政策に反映しうるのだろうか。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
■特集1 マイノリティを生きる
親愛なる身体 李琴峰(作家)
反同性愛、そして反トランスへ──日本政治の一〇年 二階堂友紀(朝日新聞)
個人の尊厳をひらく 岡野八代(同志社大学)
私はあなたの「マイノリティ」を生きられない──私自身のためのクィア・アメラジアン宣言 下地ローレンス吉孝(社会学者)
〈サイレントアイヌ〉とはなにか──植民地主義/レイシズムの忘却と痛む身体 石原真衣(北海道大学)
「透明化」しない/されない、ということ ハン・トンヒョン(日本映画大学)
「あなたは私で、私はあなた」 山本美里(写真家)
ガザ停戦合意発効 「トランプ流」介入の行方 錦田愛子(慶應義塾大学)
国際刑事裁判所 尾崎久仁子(中央大学)
450時間の痛みを生き直す──なぜ『Black Box Diaries』を撮ったか 伊藤詩織(映像ジャーナリスト)
ポスト真実時代の韓国極右勢力──非常戒厳と保守のジレンマ 堀山明子(毎日新聞)
戒厳令とK-POP──韓国の「歌う民主主義」を考える キム・ソンミン(北海道大学)
K-POP界を揺るがした性接待問題──バーニングサン事件と韓国社会 守真弓(朝日新聞)
世界の潮
日本学術会議「法人化」論の四つの誤謬 小森田秋夫(東京大学名誉教授)
エネルギー基本計画 熟議抜きの原発回帰でよいのか 添田孝史(サイエンスライター)
■特集2 政治と生活再建
「私生活の責任」に委ねられているもの──生活戦略と公的サービスの関係性を見つめなおす 岩田正美(日本女子大学名誉教授)
ポピュリズムの本質──政治経済学からの考察 吉弘憲介(桃山学院大学)
子どもを産み育てられない社会──ジェンダーが埋め込まれた日本の働き方 永瀬伸子(お茶の水女子大学)
イノベーティブ福祉国家の可能性 倉地真太郎(明治大学)、佐藤一光(東京経済大学)、徐一睿(専修大学)
政策が引き起こす不可逆的変化──暮らしを政策から考える 北山俊哉(関西学院大学)
〈スケッチ〉ガラスのいるか 水沢なお(詩人、作家)
〈夜店〉出生前検査と「生きられた障害」の時間 二階堂祐子(奈良先端科学技術大学院大学)
〈対談〉〝最後の独裁者〟の素顔──渡邉恒雄は何を遺したか 魚住昭(ジャーナリスト)?清武英利(ノンフィクション作家)
渡邉恒雄論──戦中派リベラリストの「悪名」 山本昭宏(神戸市外国語大学)
日本は性暴力をどう裁くのか──米兵少女暴行事件が示すもの 小川たまか(ライター)
〈新連載〉いじめ後遺症 第1回 見えない長期的被害 斎藤環(精神科医)
アウシュヴィッツの焼却炉 第2回 社会の中の共犯者 中村真人(フリーライター)
ファシズムは読書で、レイシズムは旅で治る 第2回 文化、このやっかいなもの 前川仁之(ノンフィクション作家)
イデオロギーを溶かす──「脱北者」アーティスト・ソンムの表現 古川美佳(朝鮮美術文化研究者)
この社会の社会学 第2回 人々から問いを引き受ける 筒井淳也(立命館大学)?亀田達也(明治学院大学)
本との出会い
本とチェック 第22回 Poem Post 金承福(クオン代表)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 中村佑子(作家/映像作家)
言葉と言葉のかくれんぼ 第11回 私の言葉を守るために チョン・スユン(翻訳家)
〈連載〉
ひとりで暮らす私たち 第6回 生涯暮らせる住まいが欲しい 和田靜香(ライター)
最後は教育なのか? 第8回 不登校が映し出す学校像──酒井朗さんに聞く 武田砂鉄(ライター)
隣のジャーナリズム──「科学的根拠」の罠 須田桃子(科学ジャーナリスト)
あたふたと身支度 第6回 自分では編まないけれど 高橋純子(朝日新聞)
「変わらない」を変える 第22回 ボランティアという抵抗 トランプ大統領就任の日に 三浦まり(上智大学)
脳力のレッスン(273) 日本の一九二〇年代──戦間期の日本と石橋湛山 寺島実郎
片山善博の「日本を診る」(184) 新首長が自信をもって就任できるためには 片山善博(大正大学)
アジアとアメリカのあいだ 第3回 戦争がそのあとに残すもの 望月優大(ライター)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第331回(24・12~25・1) 編集部
記憶をもった鏡──山本美里『透明人間 Invisible Mom』 戸田昌子(写真史家)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
読者談話室
編集後記
表紙木版画──久保舎己(表紙 55年の自画像 1981、裏表紙 涙のうしろ姿 1981)
キャラクター・扉絵──西村ツチカ
アートディレクション──須田杏菜
本文デザイン──大原由衣+安賀裕子
私たちの社会には、さまざまな「少数者」がいる。葛藤があり、歓びがある─そんな毎日を過ごしている。
だが、街頭で、SNSで、見過ごすことのできないヘイトが飛び交っている。折り重なる抑圧のなか、声を奪われ、「みえないこと」にされ続ける人たちがいる。
「マイノリティが直面させられる差別の構造は、日本に生きる、すべての人の目の前にある」(岡野八代)
最も身近なものとして人権を捉え直す。
特集2 政治と生活再建
物価は高騰し、税や社会保険料は引き上げられる。必然的に生活は苦しくなるばかり。日本社会の不透明な先行きや、不穏な国際情勢のなか、暮らしに余裕が失われていく。
政治の場ではだれもが「暮らし」について語り、その改善を論じる。だが、日々の生活を守り、建て直すための手立てを、政治は提示できているのだろうか。そして、さまざまな状況にある人々の声は、どのように政策に反映しうるのだろうか。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
■特集1 マイノリティを生きる
親愛なる身体 李琴峰(作家)
反同性愛、そして反トランスへ──日本政治の一〇年 二階堂友紀(朝日新聞)
個人の尊厳をひらく 岡野八代(同志社大学)
私はあなたの「マイノリティ」を生きられない──私自身のためのクィア・アメラジアン宣言 下地ローレンス吉孝(社会学者)
〈サイレントアイヌ〉とはなにか──植民地主義/レイシズムの忘却と痛む身体 石原真衣(北海道大学)
「透明化」しない/されない、ということ ハン・トンヒョン(日本映画大学)
「あなたは私で、私はあなた」 山本美里(写真家)
ガザ停戦合意発効 「トランプ流」介入の行方 錦田愛子(慶應義塾大学)
国際刑事裁判所 尾崎久仁子(中央大学)
450時間の痛みを生き直す──なぜ『Black Box Diaries』を撮ったか 伊藤詩織(映像ジャーナリスト)
ポスト真実時代の韓国極右勢力──非常戒厳と保守のジレンマ 堀山明子(毎日新聞)
戒厳令とK-POP──韓国の「歌う民主主義」を考える キム・ソンミン(北海道大学)
K-POP界を揺るがした性接待問題──バーニングサン事件と韓国社会 守真弓(朝日新聞)
世界の潮
日本学術会議「法人化」論の四つの誤謬 小森田秋夫(東京大学名誉教授)
エネルギー基本計画 熟議抜きの原発回帰でよいのか 添田孝史(サイエンスライター)
■特集2 政治と生活再建
「私生活の責任」に委ねられているもの──生活戦略と公的サービスの関係性を見つめなおす 岩田正美(日本女子大学名誉教授)
ポピュリズムの本質──政治経済学からの考察 吉弘憲介(桃山学院大学)
子どもを産み育てられない社会──ジェンダーが埋め込まれた日本の働き方 永瀬伸子(お茶の水女子大学)
イノベーティブ福祉国家の可能性 倉地真太郎(明治大学)、佐藤一光(東京経済大学)、徐一睿(専修大学)
政策が引き起こす不可逆的変化──暮らしを政策から考える 北山俊哉(関西学院大学)
〈スケッチ〉ガラスのいるか 水沢なお(詩人、作家)
〈夜店〉出生前検査と「生きられた障害」の時間 二階堂祐子(奈良先端科学技術大学院大学)
〈対談〉〝最後の独裁者〟の素顔──渡邉恒雄は何を遺したか 魚住昭(ジャーナリスト)?清武英利(ノンフィクション作家)
渡邉恒雄論──戦中派リベラリストの「悪名」 山本昭宏(神戸市外国語大学)
日本は性暴力をどう裁くのか──米兵少女暴行事件が示すもの 小川たまか(ライター)
〈新連載〉いじめ後遺症 第1回 見えない長期的被害 斎藤環(精神科医)
アウシュヴィッツの焼却炉 第2回 社会の中の共犯者 中村真人(フリーライター)
ファシズムは読書で、レイシズムは旅で治る 第2回 文化、このやっかいなもの 前川仁之(ノンフィクション作家)
イデオロギーを溶かす──「脱北者」アーティスト・ソンムの表現 古川美佳(朝鮮美術文化研究者)
この社会の社会学 第2回 人々から問いを引き受ける 筒井淳也(立命館大学)?亀田達也(明治学院大学)
本との出会い
本とチェック 第22回 Poem Post 金承福(クオン代表)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 中村佑子(作家/映像作家)
言葉と言葉のかくれんぼ 第11回 私の言葉を守るために チョン・スユン(翻訳家)
〈連載〉
ひとりで暮らす私たち 第6回 生涯暮らせる住まいが欲しい 和田靜香(ライター)
最後は教育なのか? 第8回 不登校が映し出す学校像──酒井朗さんに聞く 武田砂鉄(ライター)
隣のジャーナリズム──「科学的根拠」の罠 須田桃子(科学ジャーナリスト)
あたふたと身支度 第6回 自分では編まないけれど 高橋純子(朝日新聞)
「変わらない」を変える 第22回 ボランティアという抵抗 トランプ大統領就任の日に 三浦まり(上智大学)
脳力のレッスン(273) 日本の一九二〇年代──戦間期の日本と石橋湛山 寺島実郎
片山善博の「日本を診る」(184) 新首長が自信をもって就任できるためには 片山善博(大正大学)
アジアとアメリカのあいだ 第3回 戦争がそのあとに残すもの 望月優大(ライター)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第331回(24・12~25・1) 編集部
記憶をもった鏡──山本美里『透明人間 Invisible Mom』 戸田昌子(写真史家)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
読者談話室
編集後記
表紙木版画──久保舎己(表紙 55年の自画像 1981、裏表紙 涙のうしろ姿 1981)
キャラクター・扉絵──西村ツチカ
アートディレクション──須田杏菜
本文デザイン──大原由衣+安賀裕子
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