商品紹介
【特集1】憲法を取り戻す
日本国憲法はいま、試練に直面している。
ガザとウクライナで続く戦争は、「平和を愛する諸国民の公正と信義」に傷をつけ、国際環境の変化を理由に、自衛隊も米軍との一体化を推し進めている。
今国会では、日本学術会議法や能動的サイバー防御を可能にする法案など、憲法が保障する「学問の自由」や「通信の秘密」との関係が問われる法案が提出された。また、選択的夫婦別姓も論議の焦点となりつつある。
憲法の理念をどう活かしていくか。私たちの「不断の努力」が試されている。
【特集2】ビッグテックと権力
1月20日、トランプ大統領就任式には超巨大テック企業のトップたちが揃って出席した。
巨大企業と政治との密接な関係は珍しくない。だが、政府効率化省(DOGE)の責任者とされるイーロン・マスクにいたっては、医療や教育までもコスト削減の対象とする傍ら、自企業への大規模な利益誘導が問題視されている。
他方、テック業界ではAIほか急速な技術革新とともに、それに伴う独自の思想が広がりつつある。デジタル空間の自由を標榜したはずの彼らはなぜ権力に魅入られたのか。集中する「富と権力」、その監視はいかにすれば可能か。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
■特集1 憲法を取り戻す
憲法「番外地」の拡大に抗して よみがえる「統帥権」独立問題 青井未帆(学習院大学)
夫婦同姓という人権問題 寺原真希子(弁護士)
脅かされる公民館と集会の自由 田島泰彦(元上智大学教授)
能動的サイバー防御と「通信の秘密」 實原隆志(南山大学)
〈対談〉“力の時代”を直視せよ────ウクライナ戦争と「欧米の終わり」 遠藤乾(東京大学)×田中均(元外務審議官)
ドイツ 自由民主主義への内なる脅威────連邦議会選挙と極右政党AfDの躍進 板橋拓己(東京大学)
〈連載〉
「変わらない」を変える 第24回 狙われるエリート大学 三浦まり(上智大学)
午前1時のメディアタイムズ 第2回 アメリカファーストの反対語 若林恵(編集者/黒鳥社)
〈座談会〉「大東亜共栄圏」から捉え直す日本の戦争 内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)×後藤乾一(早稲田大学名誉教授)×成田龍一(日本女子大学名誉教授)
「隣人」フィリピンとの80年────対日感情の変遷を読み解く 柴田直治(ジャーナリスト)
日銀にダンスはうまく踊れない────植田総裁、2年目の苦闘 西野智彦(ジャーナリスト)
著名人へのネットハラスメント────デジタル公共空間の責任と可能性 高野雅典(サイバーエージェント)、永田夏来(兵庫教育大学)
世界の潮
ドゥテルテ前大統領逮捕 激化するマルコス家との対立 日下渉(東京外国語大学)
高額療養費制度見直し 石破政権は何を誤ったか 岩永直子(医療記者)
特定生殖補助医療法案と「出自を知る権利」 石塚幸子(ドナーリンク・ジャパン)
■特集2 ビッグテックと権力
テック起業家たちのイデオロギー────イーロン・マスクとピーター・ティール 橋本努(北海道大学)
イーロン・マスク 権力への階段 エリック・リプトン、セオドア・シュライファー(ニューヨークタイムズ記者)訳=秋元由紀
AI倫理 三つの波────“効率的な破壊”を防ぐために 横山広美(東京大学)
トランプと「テック・オリガルヒ」との危険な関係 小林泰明(読売新聞)
〈スケッチ〉白に沈む街 石沢麻依(小説家)
〈夜店〉ミシマ文学、米語圏をいく────『潮騒』の船出 片岡真伊(国際日本文化研究センター)
〈連載小説〉不屈のひと 物語「女工哀史」 第1回 出会い 石田陽子(文筆業、編集者)
〈最終回〉ひとりで暮らす私たち 第8回 「生きていかないとならないから」 和田靜香(ライター)
「見えない手錠」を今からでも外す────追悼 石川一雄さん 黒川みどり(静岡大学名誉教授)
子どもたちを脅かす意外な薬物 松本俊彦(精神科医)
隣のジャーナリズム 全盲の記者として 佐木理人(毎日新聞/点字毎日)
〈シリーズ〉「戦後」解体 第2回 コメと原子力──〈東北〉と戦後八〇年 山内明美(宮城教育大学)
連続する「未曽有の水害」────水害統計調査の意味を問う 梶原健嗣(愛国学園大学)
〈連載〉
この社会の社会学 第4回 大風呂敷はみんなでつくる 齋藤直子(大阪教育大学)
最後は教育なのか? 第9回「いじめ、カッコ悪い。」ではなく────真下麻里子さんに聞く 武田砂鉄(ライター)
本との出会い
言葉と言葉のかくれんぼ 第13回 私たちは、愛だから チョン・スユン(翻訳家)
本とチェック 第24回 本の中の小道 金承福(クオン代表)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 新城和博(編集者)
〈連載〉
アジアとアメリカのあいだ 第5回 誰かがHマートで泣いてしまうのは 望月優大(ライター)
あたふたと身支度 第8回 オーラ服は古びない 高橋純子(朝日新聞)
彼女たちの「戦後」 第8回 ゴーマン美智子────走り方を変えた女 山本昭宏(神戸市外国語大学)
脳力のレッスン(275) 「台湾有事」と日米中トライアングル 寺島実郎
片山善博の「日本を診る」(186) あらためて知事の資質を問う 片山善博(大正大学)
気候再生のために 第32回 脱炭素化の「コスト」とトランプリスク 江守正多(東京大学)
いじめ後遺症 第3回 苦しみの足跡と症状を辿る────旭川市いじめ自殺(2) 斎藤環(精神科医)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第333回(25・2~3) 編集部
記憶をもった鏡 時津剛『Behind The Blue』 戸田昌子(写真史家)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
アムネスティ通信
読者談話室
編集後記
表紙画────土屋未久(表紙 芽ぐむ 2025、裏表紙 声 2025)
キャラクター・扉絵────西村ツチカ
アートディレクション────須田杏菜 本文デザイン────大原由衣+安賀裕子
日本国憲法はいま、試練に直面している。
ガザとウクライナで続く戦争は、「平和を愛する諸国民の公正と信義」に傷をつけ、国際環境の変化を理由に、自衛隊も米軍との一体化を推し進めている。
今国会では、日本学術会議法や能動的サイバー防御を可能にする法案など、憲法が保障する「学問の自由」や「通信の秘密」との関係が問われる法案が提出された。また、選択的夫婦別姓も論議の焦点となりつつある。
憲法の理念をどう活かしていくか。私たちの「不断の努力」が試されている。
【特集2】ビッグテックと権力
1月20日、トランプ大統領就任式には超巨大テック企業のトップたちが揃って出席した。
巨大企業と政治との密接な関係は珍しくない。だが、政府効率化省(DOGE)の責任者とされるイーロン・マスクにいたっては、医療や教育までもコスト削減の対象とする傍ら、自企業への大規模な利益誘導が問題視されている。
他方、テック業界ではAIほか急速な技術革新とともに、それに伴う独自の思想が広がりつつある。デジタル空間の自由を標榜したはずの彼らはなぜ権力に魅入られたのか。集中する「富と権力」、その監視はいかにすれば可能か。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
■特集1 憲法を取り戻す
憲法「番外地」の拡大に抗して よみがえる「統帥権」独立問題 青井未帆(学習院大学)
夫婦同姓という人権問題 寺原真希子(弁護士)
脅かされる公民館と集会の自由 田島泰彦(元上智大学教授)
能動的サイバー防御と「通信の秘密」 實原隆志(南山大学)
〈対談〉“力の時代”を直視せよ────ウクライナ戦争と「欧米の終わり」 遠藤乾(東京大学)×田中均(元外務審議官)
ドイツ 自由民主主義への内なる脅威────連邦議会選挙と極右政党AfDの躍進 板橋拓己(東京大学)
〈連載〉
「変わらない」を変える 第24回 狙われるエリート大学 三浦まり(上智大学)
午前1時のメディアタイムズ 第2回 アメリカファーストの反対語 若林恵(編集者/黒鳥社)
〈座談会〉「大東亜共栄圏」から捉え直す日本の戦争 内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)×後藤乾一(早稲田大学名誉教授)×成田龍一(日本女子大学名誉教授)
「隣人」フィリピンとの80年────対日感情の変遷を読み解く 柴田直治(ジャーナリスト)
日銀にダンスはうまく踊れない────植田総裁、2年目の苦闘 西野智彦(ジャーナリスト)
著名人へのネットハラスメント────デジタル公共空間の責任と可能性 高野雅典(サイバーエージェント)、永田夏来(兵庫教育大学)
世界の潮
ドゥテルテ前大統領逮捕 激化するマルコス家との対立 日下渉(東京外国語大学)
高額療養費制度見直し 石破政権は何を誤ったか 岩永直子(医療記者)
特定生殖補助医療法案と「出自を知る権利」 石塚幸子(ドナーリンク・ジャパン)
■特集2 ビッグテックと権力
テック起業家たちのイデオロギー────イーロン・マスクとピーター・ティール 橋本努(北海道大学)
イーロン・マスク 権力への階段 エリック・リプトン、セオドア・シュライファー(ニューヨークタイムズ記者)訳=秋元由紀
AI倫理 三つの波────“効率的な破壊”を防ぐために 横山広美(東京大学)
トランプと「テック・オリガルヒ」との危険な関係 小林泰明(読売新聞)
〈スケッチ〉白に沈む街 石沢麻依(小説家)
〈夜店〉ミシマ文学、米語圏をいく────『潮騒』の船出 片岡真伊(国際日本文化研究センター)
〈連載小説〉不屈のひと 物語「女工哀史」 第1回 出会い 石田陽子(文筆業、編集者)
〈最終回〉ひとりで暮らす私たち 第8回 「生きていかないとならないから」 和田靜香(ライター)
「見えない手錠」を今からでも外す────追悼 石川一雄さん 黒川みどり(静岡大学名誉教授)
子どもたちを脅かす意外な薬物 松本俊彦(精神科医)
隣のジャーナリズム 全盲の記者として 佐木理人(毎日新聞/点字毎日)
〈シリーズ〉「戦後」解体 第2回 コメと原子力──〈東北〉と戦後八〇年 山内明美(宮城教育大学)
連続する「未曽有の水害」────水害統計調査の意味を問う 梶原健嗣(愛国学園大学)
〈連載〉
この社会の社会学 第4回 大風呂敷はみんなでつくる 齋藤直子(大阪教育大学)
最後は教育なのか? 第9回「いじめ、カッコ悪い。」ではなく────真下麻里子さんに聞く 武田砂鉄(ライター)
本との出会い
言葉と言葉のかくれんぼ 第13回 私たちは、愛だから チョン・スユン(翻訳家)
本とチェック 第24回 本の中の小道 金承福(クオン代表)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 新城和博(編集者)
〈連載〉
アジアとアメリカのあいだ 第5回 誰かがHマートで泣いてしまうのは 望月優大(ライター)
あたふたと身支度 第8回 オーラ服は古びない 高橋純子(朝日新聞)
彼女たちの「戦後」 第8回 ゴーマン美智子────走り方を変えた女 山本昭宏(神戸市外国語大学)
脳力のレッスン(275) 「台湾有事」と日米中トライアングル 寺島実郎
片山善博の「日本を診る」(186) あらためて知事の資質を問う 片山善博(大正大学)
気候再生のために 第32回 脱炭素化の「コスト」とトランプリスク 江守正多(東京大学)
いじめ後遺症 第3回 苦しみの足跡と症状を辿る────旭川市いじめ自殺(2) 斎藤環(精神科医)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第333回(25・2~3) 編集部
記憶をもった鏡 時津剛『Behind The Blue』 戸田昌子(写真史家)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
アムネスティ通信
読者談話室
編集後記
表紙画────土屋未久(表紙 芽ぐむ 2025、裏表紙 声 2025)
キャラクター・扉絵────西村ツチカ
アートディレクション────須田杏菜 本文デザイン────大原由衣+安賀裕子
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