商品紹介
【特集1】あなたと移民
街なかで、SNS上で、政策討論の場で、「外国人問題」が日常的に語られる。
「移民が押し寄せてくる」「日本人のために税金を使え」多文化共生施策そのものを目の敵とし、自治体に抗議する動きも加速している。
外国人の増加に対する人々の不安はなぜ生まれるのか? 移民や難民、外国にルーツをもつ人々との境界はどのようにつくられ、深まっていくのか。
排除や差別の声に呑み込まれてはならない。あなたと移民とを隔てているものはなにか。
【特集2】軋む医療、命のゆくえ
保険証があれば誰もが、どこでも必要な医療を受けられる──そのしくみが限界を迎えて久しい。
医療資源は分散・偏在・不足し、6割以上の病院が赤字経営、慢性的な人手不足に苦しむ現場は少なくない。
産科がなくなれば出産もできず、 救急患者の受け入れが困難になれば、救えたはずの命も失われかねない。懸命に人びとの健康を支えている地域の病院は次々と閉鎖していく。
いま日本の医療にどのようなひずみがあるのか。命を助ける営みを、続けることはできるのか。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
■特集1 あなたと移民
移民政策の「失われた三〇年」を超えて 小井土彰宏(亜細亜大学)
「外国人」という境界──制度と人びとの相克の歴史から 李英美(京都大学)
トランプさんに足並み揃えて 望月優大(ライター)
拡大する「内なる敵」のレッテル──排外主義のメカニズム 森千香子(同志社大学)
〈座談会〉難民の友との日々 楽しむことでプロテスト 金井真紀(文筆家、イラストレーター)×小林麻里(難民自立支援ネットワーク)×伏見操(翻訳家)
アフリカ・ホームタウン騒動──国際交流と多文化共生のはざまで 松本尚之(横浜国立大学)
パレスチナ「象徴的国家承認」が意味するもの 錦田愛子(慶應義塾大学)
アメリカを揺るがすキリスト教ナショナリズムの本質 加藤喜之(立教大学)
「最後の自民党総裁」──石破政権とは何だったか 高橋純子(朝日新聞)
ストーカー対策最前線──(前編)警察相談に行くとき知っておくとよいこと 内澤旬子(文筆家)
〈連載〉最後は教育なのか? 第12回 保育園は誰のため──普光院亜紀さんに聞く 武田砂鉄(ライター)
〈連載〉親愛なる身体へ 第3回 ザクセンハウゼンに想う(前編) 李琴峰(作家)
世界の潮
クマの市街地侵入に誰が立ち向かうのか──緊急銃猟制度と捕獲者 佐藤喜和(酪農学園大学)
怒れる人民の復権か? インドネシア・八月デモと暴動の深層 岡本正明(京都大学)
洋上風力発電 三菱商事連合の事業撤退から考える 大林ミカ、田中いずみ(自然エネルギー財団)
■特集2 軋む医療、命のゆくえ
診療科偏在 医師不足の根源 高久玲音(一橋大学)
救急医療「最後の受け皿」の現場から──集約化と機能分担で命を守る 山本尚範(名古屋大学)
〈インタビュー〉安心して子どもを産み育てる──そのために大学病院ができること 銘苅桂子(琉球大学)
「医療の無駄」を問いなおす──無価値医療の実態調査から 宮脇敦士(筑波大学)
〈スケッチ〉タイガースは優勝したけれど 金水 敏(日本語学者)
〈夜店〉災害死を最小化するということ──「人」から見つめ直す防災研究 小山真紀(岐阜大学)
バレンシア豪雨災害からの一年 市民主導の復興のかたち 工藤律子(ジャーナリスト)、撮影=篠田有史(フォトジャーナリスト)
問題は不作ではなく政策だ──令和のコメ騒動を考える 牧下圭貴(はますかむすび店主)
外国籍教員 教育現場に残存する「差別の壁」 中村一成(ジャーナリスト)
講演録
戦後50年+30年としての現在から、世界に言葉を与える 解説=伊達聖伸(東京大学)
来たるべき「戦後」について 高橋哲哉(東京大学名誉教授)
戦後秩序を否定するアメリカ──日本の選択 三牧聖子(同志社大学)
距離の問題──あるいは戦争と批評 須藤輝彦(東京大学)
この社会の社会学 第10回 「感情」の時代を捉える 牧野智和(大妻女子大学)
本との出会い
「テクノロジー左派」復権へのマニフェスト──『PLURALITY』 神里達博(千葉大学)
本とチェック 第30回(最終回) Kビレッジだなんて 金承福(クオン代表)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 中村佑子(作家/映像作家)
連載
隣のジャーナリズム 「隣」のない仕事 石村博子(ノンフィクションライター)
言葉と言葉のかくれんぼ 第19回 三角好き チョン・スユン(翻訳家)
ハンセン病詩人 韓何雲の素顔 第2回 「癩詩人事件」の末 吉川凪(作家、翻訳家)
「戦後」解体 第8回 協同労働で「戦後」を編み直す 古波藏契(東京科学大学)
午前1時のメディアタイムズ 第8回 チャーリー・カークと政治の霊性 若林恵(編集者/黒鳥社)
原発事故検証の空白 第5回 消えた238点の試料と新しい知見 吉田千亜(ライター)
気候再生のために 第38回 「一・五℃」を超えても絶望しないために 江守正多(東京大学)
脳力のレッスン(280) ≪特別篇≫ 戦後八〇年への沈思熟考(後篇) 寺島実郎
片山善博の「日本を診る」(192) 本当に「解党的出直し」が必要だ 片山善博(大正大学)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第339回(25・8~9) 編集部
記憶をもった鏡 タイヨ・オノラト&ニコ・クレブス 『Future Memories』 戸田昌子(写真史家)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
アムネスティ通信
読者談話室
編集後記
表紙画 土屋未久(表紙 隣合う 2025、裏表紙 支え 2025)
キャラクター・扉絵 西村ツチカ
アートディレクション 須田杏菜
本文デザイン 大原由衣+都井美穂子+國分陽
街なかで、SNS上で、政策討論の場で、「外国人問題」が日常的に語られる。
「移民が押し寄せてくる」「日本人のために税金を使え」多文化共生施策そのものを目の敵とし、自治体に抗議する動きも加速している。
外国人の増加に対する人々の不安はなぜ生まれるのか? 移民や難民、外国にルーツをもつ人々との境界はどのようにつくられ、深まっていくのか。
排除や差別の声に呑み込まれてはならない。あなたと移民とを隔てているものはなにか。
【特集2】軋む医療、命のゆくえ
保険証があれば誰もが、どこでも必要な医療を受けられる──そのしくみが限界を迎えて久しい。
医療資源は分散・偏在・不足し、6割以上の病院が赤字経営、慢性的な人手不足に苦しむ現場は少なくない。
産科がなくなれば出産もできず、 救急患者の受け入れが困難になれば、救えたはずの命も失われかねない。懸命に人びとの健康を支えている地域の病院は次々と閉鎖していく。
いま日本の医療にどのようなひずみがあるのか。命を助ける営みを、続けることはできるのか。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
■特集1 あなたと移民
移民政策の「失われた三〇年」を超えて 小井土彰宏(亜細亜大学)
「外国人」という境界──制度と人びとの相克の歴史から 李英美(京都大学)
トランプさんに足並み揃えて 望月優大(ライター)
拡大する「内なる敵」のレッテル──排外主義のメカニズム 森千香子(同志社大学)
〈座談会〉難民の友との日々 楽しむことでプロテスト 金井真紀(文筆家、イラストレーター)×小林麻里(難民自立支援ネットワーク)×伏見操(翻訳家)
アフリカ・ホームタウン騒動──国際交流と多文化共生のはざまで 松本尚之(横浜国立大学)
パレスチナ「象徴的国家承認」が意味するもの 錦田愛子(慶應義塾大学)
アメリカを揺るがすキリスト教ナショナリズムの本質 加藤喜之(立教大学)
「最後の自民党総裁」──石破政権とは何だったか 高橋純子(朝日新聞)
ストーカー対策最前線──(前編)警察相談に行くとき知っておくとよいこと 内澤旬子(文筆家)
〈連載〉最後は教育なのか? 第12回 保育園は誰のため──普光院亜紀さんに聞く 武田砂鉄(ライター)
〈連載〉親愛なる身体へ 第3回 ザクセンハウゼンに想う(前編) 李琴峰(作家)
世界の潮
クマの市街地侵入に誰が立ち向かうのか──緊急銃猟制度と捕獲者 佐藤喜和(酪農学園大学)
怒れる人民の復権か? インドネシア・八月デモと暴動の深層 岡本正明(京都大学)
洋上風力発電 三菱商事連合の事業撤退から考える 大林ミカ、田中いずみ(自然エネルギー財団)
■特集2 軋む医療、命のゆくえ
診療科偏在 医師不足の根源 高久玲音(一橋大学)
救急医療「最後の受け皿」の現場から──集約化と機能分担で命を守る 山本尚範(名古屋大学)
〈インタビュー〉安心して子どもを産み育てる──そのために大学病院ができること 銘苅桂子(琉球大学)
「医療の無駄」を問いなおす──無価値医療の実態調査から 宮脇敦士(筑波大学)
〈スケッチ〉タイガースは優勝したけれど 金水 敏(日本語学者)
〈夜店〉災害死を最小化するということ──「人」から見つめ直す防災研究 小山真紀(岐阜大学)
バレンシア豪雨災害からの一年 市民主導の復興のかたち 工藤律子(ジャーナリスト)、撮影=篠田有史(フォトジャーナリスト)
問題は不作ではなく政策だ──令和のコメ騒動を考える 牧下圭貴(はますかむすび店主)
外国籍教員 教育現場に残存する「差別の壁」 中村一成(ジャーナリスト)
講演録
戦後50年+30年としての現在から、世界に言葉を与える 解説=伊達聖伸(東京大学)
来たるべき「戦後」について 高橋哲哉(東京大学名誉教授)
戦後秩序を否定するアメリカ──日本の選択 三牧聖子(同志社大学)
距離の問題──あるいは戦争と批評 須藤輝彦(東京大学)
この社会の社会学 第10回 「感情」の時代を捉える 牧野智和(大妻女子大学)
本との出会い
「テクノロジー左派」復権へのマニフェスト──『PLURALITY』 神里達博(千葉大学)
本とチェック 第30回(最終回) Kビレッジだなんて 金承福(クオン代表)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 中村佑子(作家/映像作家)
連載
隣のジャーナリズム 「隣」のない仕事 石村博子(ノンフィクションライター)
言葉と言葉のかくれんぼ 第19回 三角好き チョン・スユン(翻訳家)
ハンセン病詩人 韓何雲の素顔 第2回 「癩詩人事件」の末 吉川凪(作家、翻訳家)
「戦後」解体 第8回 協同労働で「戦後」を編み直す 古波藏契(東京科学大学)
午前1時のメディアタイムズ 第8回 チャーリー・カークと政治の霊性 若林恵(編集者/黒鳥社)
原発事故検証の空白 第5回 消えた238点の試料と新しい知見 吉田千亜(ライター)
気候再生のために 第38回 「一・五℃」を超えても絶望しないために 江守正多(東京大学)
脳力のレッスン(280) ≪特別篇≫ 戦後八〇年への沈思熟考(後篇) 寺島実郎
片山善博の「日本を診る」(192) 本当に「解党的出直し」が必要だ 片山善博(大正大学)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第339回(25・8~9) 編集部
記憶をもった鏡 タイヨ・オノラト&ニコ・クレブス 『Future Memories』 戸田昌子(写真史家)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
アムネスティ通信
読者談話室
編集後記
表紙画 土屋未久(表紙 隣合う 2025、裏表紙 支え 2025)
キャラクター・扉絵 西村ツチカ
アートディレクション 須田杏菜
本文デザイン 大原由衣+都井美穂子+國分陽
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