商品紹介
【特集1】平和の決算
「平和国家」の柱が崩れている。
日本は、専守防衛を政策の根幹に据えたはずだった。
だが、自衛権行使の3要件、
武器輸出3原則も修正され、
残る非核3原則の見直しまで口にされている。
おおもとにある9条をにらんでの憲法改正論も喧しい。
そもそも日本は平和だったのか。
憲法の枠外に置かれ、恐怖と欠乏の中にある人がいる。
一国平和主義への批判も根強い。
戦後の再出発から、人びとはなぜ、
どのような平和を求めてきたのか。
戦争の言葉に呑み込まれないために立ち止まる。
【特集2】半径500メートルの自治
もっとも身近な民主主義といわれる自治。
いつまでも決まらない、男性中心、
人間関係がわずらわしい……
そのハードルはなぜこれほど高いのだろう。
だが、「効率的」な資本主義システムのもとで進む
軍拡競争、環境破壊、格差の拡大のなかで、
私たちがもつ抵抗の足がかりは、
まず「半径500メートル」を耕すことにあるかもしれない。
めんどうで地道な対話は、
少しずつ街を、社会を変えてきた。
その営みを見つめなおす。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
目次
■特集1 平和の決算
「政治」の窮極に在るもの 石川健治(東京大学)
それでも現場へ――砂川闘争が遺したもの 高原太一(成城大学研究員)
巨大な象に「反戦」を訴える横須賀・基地の町から 松本麻里(よこすか非戦手帖)
核をめぐる選択と「平和国家」 石田淳(広島市立大学広島平和研究所)
〈「夜店」特別編〉沖縄 占領下の福祉――生きさせようという〝叫び〟に耳を傾けて 増渕あさ子(立命館大学)
〈対談〉平和と運動を結び直す 稲葉奈々子(上智大学)×松沢裕作(慶應義塾大学)
推し活という政治――〈世界〉とのつながりが切れたとき(前篇) 大澤真幸(社会学者)
終わらない家父長制、象徴天皇消滅の危機 井上亮(ジャーナリスト)
わたしが女性天皇を歓迎しないこれだけの理由 上野千鶴子(東京大学名誉教授)
「長い滑走路」のミッシング・リンク――普天間基地・未返還の謎を解く 川名晋史(大東文化大学)
世界の潮
国旗の「意味をめぐる闘い」――米憲法論争から考える 菅谷麻衣(拓殖大学)
日本とフィリピン 危うい「準同盟」のリスク 柴田直治(ジャーナリスト)
■特集2 半径500メートルの自治
吉田寮から考える――不完全な自治のすすめ 杉谷和哉(岩手県立大学)
〈対談〉小さな「私」の言葉とまちづくり 西本千尋(NPO法人KOMPOSITION理事)×和田靜香(ライター)
「自治」よりも、もっとずっと手前の――精神病院の作業療法室から 橋本和樹(作業療法士)
〈イラストルポ〉わたしのマンション理事会 なかむらるみ(イラストレーター)
町内会という資産 玉野和志(放送大学)
地元で生きること 自分らしく生きること 山本蓮(地方女子プロジェクト代表)
まちを編む人びと 松村圭一郎(同志社大学)
〈スケッチ〉人物像 森絵都(作家)
〈新連載〉星くされ 第1回 鯨の白 赤坂真理(作家)
「公正な移行」という問い――エネルギー転換の現在をみつめる 古賀勇人(大阪大学)
核兵器禁止条約の試練――核不拡散体制の不平等性への抵抗とその限界 濱村仁(國學院大學)
イスラエルの〝ジェノサイド経済〟――武器取引の共犯者は 駒林歩美(ドイツ在住ライター)
〈連載〉イミン、イミグレ、イミグランツ 第8回 エクストリーム・センターと「イマジン」 ブレイディみかこ(ライター)
道路戦争に揺れる武蔵野の森 河野博(ジャーナリスト)・山本俊明(ジャーナリスト)
〈没後一〇〇年〉金子文子はひとりで闘う 森まゆみ(作家)
〈連載〉時事のしっぽ取り 第2回 なんだ、その口のきき方は 武田砂鉄(ライター)
〈リレー連載〉隣のジャーナリズム 大陰謀論時代の記者たちへ 黒猫ドラネコ(ライター)
本との出会い
テレビの終焉――ドラマ『地獄に堕ちるわよ』 土佐有明(ライター)
自由な読書、読書の自由 第8回 知的障害のある人と〝わかりやすさ〟 打浪文子(立正大学)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 三宅唱(映画監督)
連載
非人間とのレッスン 第8回 人と微生物の蝶番 ドミニク・チェン(早稲田大学)
親愛なる身体へ 第12回 日本を揺らしているもの 李琴峰(作家)
午前1時のメディアタイムズ 第17回 パーティは終わった 若林恵(編集者/黒鳥社)
アジアとアメリカのあいだ 第19回 砂糖と石油と犠牲の回廊 望月優大(ライター)
あたふたと身支度 第22回 あなたが選んだピンク 高橋純子(朝日新聞)
脳力のレッスン(289) 二〇四五年からの視座 寺島実郎
片山善博の「日本を診る」(201) 福岡県議会のふるまいから地方自治を考える 片山善博(大正大学)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第348回(26・5~6) 編集部
近所の本屋 人文書籍ウニタ書店 髙橋健太郎(写真家)
夜の庭 茨木のり子を読む 「倚りかからず」 田原(詩人)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
アムネスティ通信
読者談話室
編集後記
表紙写真 千賀健史(表紙 管理人のTさん 2022、裏表紙 葉の色は? 2026)
キャラクター・扉絵 西村ツチカ
アートディレクション 須田杏菜
本文デザイン 大原由衣+都井美穂子+國分陽
「平和国家」の柱が崩れている。
日本は、専守防衛を政策の根幹に据えたはずだった。
だが、自衛権行使の3要件、
武器輸出3原則も修正され、
残る非核3原則の見直しまで口にされている。
おおもとにある9条をにらんでの憲法改正論も喧しい。
そもそも日本は平和だったのか。
憲法の枠外に置かれ、恐怖と欠乏の中にある人がいる。
一国平和主義への批判も根強い。
戦後の再出発から、人びとはなぜ、
どのような平和を求めてきたのか。
戦争の言葉に呑み込まれないために立ち止まる。
【特集2】半径500メートルの自治
もっとも身近な民主主義といわれる自治。
いつまでも決まらない、男性中心、
人間関係がわずらわしい……
そのハードルはなぜこれほど高いのだろう。
だが、「効率的」な資本主義システムのもとで進む
軍拡競争、環境破壊、格差の拡大のなかで、
私たちがもつ抵抗の足がかりは、
まず「半径500メートル」を耕すことにあるかもしれない。
めんどうで地道な対話は、
少しずつ街を、社会を変えてきた。
その営みを見つめなおす。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
目次
■特集1 平和の決算
「政治」の窮極に在るもの 石川健治(東京大学)
それでも現場へ――砂川闘争が遺したもの 高原太一(成城大学研究員)
巨大な象に「反戦」を訴える横須賀・基地の町から 松本麻里(よこすか非戦手帖)
核をめぐる選択と「平和国家」 石田淳(広島市立大学広島平和研究所)
〈「夜店」特別編〉沖縄 占領下の福祉――生きさせようという〝叫び〟に耳を傾けて 増渕あさ子(立命館大学)
〈対談〉平和と運動を結び直す 稲葉奈々子(上智大学)×松沢裕作(慶應義塾大学)
推し活という政治――〈世界〉とのつながりが切れたとき(前篇) 大澤真幸(社会学者)
終わらない家父長制、象徴天皇消滅の危機 井上亮(ジャーナリスト)
わたしが女性天皇を歓迎しないこれだけの理由 上野千鶴子(東京大学名誉教授)
「長い滑走路」のミッシング・リンク――普天間基地・未返還の謎を解く 川名晋史(大東文化大学)
世界の潮
国旗の「意味をめぐる闘い」――米憲法論争から考える 菅谷麻衣(拓殖大学)
日本とフィリピン 危うい「準同盟」のリスク 柴田直治(ジャーナリスト)
■特集2 半径500メートルの自治
吉田寮から考える――不完全な自治のすすめ 杉谷和哉(岩手県立大学)
〈対談〉小さな「私」の言葉とまちづくり 西本千尋(NPO法人KOMPOSITION理事)×和田靜香(ライター)
「自治」よりも、もっとずっと手前の――精神病院の作業療法室から 橋本和樹(作業療法士)
〈イラストルポ〉わたしのマンション理事会 なかむらるみ(イラストレーター)
町内会という資産 玉野和志(放送大学)
地元で生きること 自分らしく生きること 山本蓮(地方女子プロジェクト代表)
まちを編む人びと 松村圭一郎(同志社大学)
〈スケッチ〉人物像 森絵都(作家)
〈新連載〉星くされ 第1回 鯨の白 赤坂真理(作家)
「公正な移行」という問い――エネルギー転換の現在をみつめる 古賀勇人(大阪大学)
核兵器禁止条約の試練――核不拡散体制の不平等性への抵抗とその限界 濱村仁(國學院大學)
イスラエルの〝ジェノサイド経済〟――武器取引の共犯者は 駒林歩美(ドイツ在住ライター)
〈連載〉イミン、イミグレ、イミグランツ 第8回 エクストリーム・センターと「イマジン」 ブレイディみかこ(ライター)
道路戦争に揺れる武蔵野の森 河野博(ジャーナリスト)・山本俊明(ジャーナリスト)
〈没後一〇〇年〉金子文子はひとりで闘う 森まゆみ(作家)
〈連載〉時事のしっぽ取り 第2回 なんだ、その口のきき方は 武田砂鉄(ライター)
〈リレー連載〉隣のジャーナリズム 大陰謀論時代の記者たちへ 黒猫ドラネコ(ライター)
本との出会い
テレビの終焉――ドラマ『地獄に堕ちるわよ』 土佐有明(ライター)
自由な読書、読書の自由 第8回 知的障害のある人と〝わかりやすさ〟 打浪文子(立正大学)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 三宅唱(映画監督)
連載
非人間とのレッスン 第8回 人と微生物の蝶番 ドミニク・チェン(早稲田大学)
親愛なる身体へ 第12回 日本を揺らしているもの 李琴峰(作家)
午前1時のメディアタイムズ 第17回 パーティは終わった 若林恵(編集者/黒鳥社)
アジアとアメリカのあいだ 第19回 砂糖と石油と犠牲の回廊 望月優大(ライター)
あたふたと身支度 第22回 あなたが選んだピンク 高橋純子(朝日新聞)
脳力のレッスン(289) 二〇四五年からの視座 寺島実郎
片山善博の「日本を診る」(201) 福岡県議会のふるまいから地方自治を考える 片山善博(大正大学)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第348回(26・5~6) 編集部
近所の本屋 人文書籍ウニタ書店 髙橋健太郎(写真家)
夜の庭 茨木のり子を読む 「倚りかからず」 田原(詩人)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
アムネスティ通信
読者談話室
編集後記
表紙写真 千賀健史(表紙 管理人のTさん 2022、裏表紙 葉の色は? 2026)
キャラクター・扉絵 西村ツチカ
アートディレクション 須田杏菜
本文デザイン 大原由衣+都井美穂子+國分陽
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