収録作品：城主と蜘蛛娘の戦国ダンジョン／絶対回避のフラグブレイカー／異世界の名探偵
▼ゲームで育ったあなたのためのレーベル「レジェンドノベルス」は、「全部傑作！ハズレなし」をモットーに、大人が楽しんで読めるファンタジー作品を毎月お届けします。
この第０巻Vol.18は、レジェンドノベルスの2020年3月刊3作品の冒頭部分をそれぞれたっぷり、大ボリュームで収録しています！

■収録作品
『城主と蜘蛛娘の戦国ダンジョン　１』　著：朽木外記／装画：こちも
　光と闇の最終戦争のさなか。自律型根拠地設営精霊「識別番号丙三〇五六号」は、敵の大攻勢が迫るこの地に、わずかな時間で迷宮を作り、魔物を召喚して要撃の準備を整えるよう命令を受けた。
　アラクネのテラーニャをはじめとした魔物たちを召喚し、ダンジョンを構築して、三〇五六号の迎撃作戦がいま始まる！
　戦場を進む剣槍の列、天を覆う矢の雨、飛び散る血しぶき、そして揺れる乳。このあまりにも絶望的な状況を、三〇五六号は切り抜けることが出来るのか！？

『絶対回避のフラグブレイカー　１　美少女吸血鬼に殺されないための27の法則』　著：友理 潤／装画：岩崎美奈子
気がつくと俺は、三年前に妹と揃ってハマったファンタジーアニメ「キーピング・ザ・デッド」の世界で初回放送で死ぬモブ役になっていた。
この世界では、頭上に漆黒の「死亡フラグ」が現れた者から凄惨な死を迎えるというルールがある。逆に言えば、殺人鬼は死亡フラグの立った人間以外を手にかけることはできないのだ。どうやら仲間で死亡フラグが見えるのは俺だけらしく、妹のミカから伝授された「死亡フラグ回避術」をたよりに、冒険のクライマックスまで生き延びてやることを決意する。
『絶対に死にたくない冴えないモブ男』VS『絶対に殺したい美少女ヴァンパイア』。設定を逆手に取って突き進む先には、視聴者が見ることのなかった物語の“真相”が待ち受けていた――！？

『異世界の名探偵　１　首なし姫殺人事件』　著：片里 鴎／装画：六七質
　元警察官でミステリーマニアだった「俺」は、記憶を持ったまま剣と魔法、そしてモンスターとダンジョンがそこにある、ファンタジーの世界に転生。王都の名門校に入学し、王女から表彰を受けるほど優秀な成績を収めたヴァンだったが、その表彰式のさ中、惨劇は起きた。不可解と言えばあまりに不可解なこの事件の真相を解き明かせるものは誰もいなかった。ただ一人、前世ではミステリマニアで「真の探偵」を目指していた主人公を除いて。剣と魔法の世界に突如として誕生した名探偵の推理がさえわたる「本格異世界ミステリ」、開幕。
※2019年10月刊の1巻より抜粋