商品紹介
年齢と共に低下するしかないといわれている骨密度が、子宮と卵巣の摘出手術を乗り越え、筋肉や骨格に少しの負荷をかけることで、骨粗鬆症どころか50歳・60歳を過ぎても骨密度はどんどん上昇させた著者の実体験から生み出された骨密度をアップさせるメソッド。 人生後半の幸せは「骨」しだいです。 閉経後に骨密度が急激に低くなってしまうことは、女性ならだれでも知っています。が、骨密度を維持する努力をしている女性は、おそらく多くはないでしょう。たとえ骨粗鬆症になったとしても、初期に症状はあらわれません。進行するうちに腰が痛い、背中が痛いということが起こってきます。そして何でもないことで骨折し、なかなか治らず、転倒しやすくなり、歩行困難等でADLが低下し、低身長になり、外出できず…。 人生後半は楽しみたいと予定を立てている人も、働けるうちは働きたいと考えている人も、しっかりした「骨」を維持していればこそ! スカスカ骨は、後半の人生を危うくします。 骨密度の低下=骨粗鬆症は、運動や食事などで予防できるといいます。これは一般には、「骨密度の低下をできるだけ緩やかにして、骨折などのリスクを遠ざけましょう」という意味です。が、現実には、60歳を過ぎてからも骨密度が上昇し、医師を驚かせる女性たちがいます。 著者もその1人。58歳から65歳の7年間に、骨密度(BMD)が1.206g/cm2から1.263g/cm2へと徐々に増加し、65歳では「20代の頃に比較して113%」「同年代の人の平均値に比較して144%」になっています。その理由を著者は、ビタミンDやカルシウム等を含む骨を強くする食事と、筋肉や骨格に適度な負荷をかける運動にあるとしています。 ピラティスのエクササイズは、脊柱や骨盤の動きに焦点をあてるものが多く、呼吸法と合わせながら、それらのアライメントを整えることに重点が置かれているため、他のエクササイズにも増して「骨を強くする」のに有効です(骨は物理的な刺激が加わることで再構築が促進されるといわれています)。リハビリテーションや介護の現場で実践されていることからもわかるように、エクササイズの難易度はどのようにも調整できます。 例えば毎晩、ストレッチをする人は、それにプラスして、また全く運動しない人は、最初のとっかかりとしてピラティスを中心とした本書の運動をはじめるといいでしょう。
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