商品紹介
【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2011年2月号~12月号が収録されています。】
《2011年2月号 雪の日の友だちの巻》
「さかみち村」と呼ばれる坂道だらけの村に、ギルというらんぼうな男の子がいました。いつもひとりぼっちのギルは、自分と同じようにポツンと立つブナの巨木を訪れては、からだをぶつけて力くらべをしています。
ある日、巨木の葉っぱから涙のような水てきがおちます。けれども、あらわれたボノロンはギルのうしろすがたをじっと見つめるだけでした。
次の日、ギルの前に見たことのない男の子があらわれます……。
《2011年4月号 3匹の音楽隊の巻》
山のおくにある大きな森に、ヤマザクラの巨木がありました。その根もとでは、ウサギのピートとタヌキのダニー、キツネのコックスが毎日のように演奏しています。3匹は森の人気者なのです。
ある日、王様が3匹をお城に呼び、ずっと眠ったままのお姫様を目覚めさせてほしいと願います。しかし、3匹が演奏をしてもお姫様は眠ったまま。
その帰り道、ダニ―とコックスがケンカになり、ピートの大事なフルートが壊れてしまい……。
《2011年6月号 ビーバーのボニーの巻》
ポプラの巨木のまわりを流れる、きよらかな川。その川には、ビーバーのボニーが川の水をせき止めて作ったプールがありました。
リスのスックはボニーといっしょに、そのプールで森の仲間たちとあそぶのが大好き。ところがある日、木をかじり倒してしまったボニーを、仲間のリスたちが森から追い出してしまいました。
本当はボニーが心やさしいことを知っているスックは、ポプラの巨木の下で涙をおとします……。
《2011年8月号 ゆうびんはいたつのアルトの巻》
ゆうびんはいたつのお手伝いをしているアルト。はいたつが終わると、山の上のおばあさんのところに行きます。届ける手紙はないけれども、ひとりで暮らすおばあさんのために、肩をもんであげたり、楽しいお話をしてあげたりするのです。
もうすぐ村は、家族が集まる年に一度の村まつり。けれども、おばあさんの息子のカイからは手紙は届きません。アルトは村の巨木に、村まつりの日におばあさんとカイを会わせてほしいとお願いをしますーー。
《2011年10月号 ユアとまよいのどうくつの巻》
エノキの巨木のある山のふもとに住む女の子、ユア。
小さい頃に病気がちだったユアは、今もずっと両親のすねをかじりながら暮らしています。お手伝いをたのまれても、「わたしはからだが弱いから」と何もしません。
ある日、両親が「まよいのどうくつ」に入ったきり、帰ってこなくなりました。そこには、こわいかいぶつがいると言い伝えられています。
巨木の前で泣きつづけるユアの前に、ボノロンがあらわれます。
《2011年12月号 トトの橋の巻》
深く長い谷をはさんで、トンガリ村とマンマル村という村がありました。ふたつの村をつなぐのは、2本のセコイアの巨木を使ってかけられたつり橋だけ。
トンガリ村に暮らすトトは、毎日この橋を渡ります。病気のお母さんのために、マンマル村の草原にしかない薬草を取りに行くのです。
ところがある日、それぞれの村の村長がケンカをして、橋をおとしてしまいました。困りはてたトトは、大つぶの涙を流しますーー。
《2011年2月号 雪の日の友だちの巻》
「さかみち村」と呼ばれる坂道だらけの村に、ギルというらんぼうな男の子がいました。いつもひとりぼっちのギルは、自分と同じようにポツンと立つブナの巨木を訪れては、からだをぶつけて力くらべをしています。
ある日、巨木の葉っぱから涙のような水てきがおちます。けれども、あらわれたボノロンはギルのうしろすがたをじっと見つめるだけでした。
次の日、ギルの前に見たことのない男の子があらわれます……。
《2011年4月号 3匹の音楽隊の巻》
山のおくにある大きな森に、ヤマザクラの巨木がありました。その根もとでは、ウサギのピートとタヌキのダニー、キツネのコックスが毎日のように演奏しています。3匹は森の人気者なのです。
ある日、王様が3匹をお城に呼び、ずっと眠ったままのお姫様を目覚めさせてほしいと願います。しかし、3匹が演奏をしてもお姫様は眠ったまま。
その帰り道、ダニ―とコックスがケンカになり、ピートの大事なフルートが壊れてしまい……。
《2011年6月号 ビーバーのボニーの巻》
ポプラの巨木のまわりを流れる、きよらかな川。その川には、ビーバーのボニーが川の水をせき止めて作ったプールがありました。
リスのスックはボニーといっしょに、そのプールで森の仲間たちとあそぶのが大好き。ところがある日、木をかじり倒してしまったボニーを、仲間のリスたちが森から追い出してしまいました。
本当はボニーが心やさしいことを知っているスックは、ポプラの巨木の下で涙をおとします……。
《2011年8月号 ゆうびんはいたつのアルトの巻》
ゆうびんはいたつのお手伝いをしているアルト。はいたつが終わると、山の上のおばあさんのところに行きます。届ける手紙はないけれども、ひとりで暮らすおばあさんのために、肩をもんであげたり、楽しいお話をしてあげたりするのです。
もうすぐ村は、家族が集まる年に一度の村まつり。けれども、おばあさんの息子のカイからは手紙は届きません。アルトは村の巨木に、村まつりの日におばあさんとカイを会わせてほしいとお願いをしますーー。
《2011年10月号 ユアとまよいのどうくつの巻》
エノキの巨木のある山のふもとに住む女の子、ユア。
小さい頃に病気がちだったユアは、今もずっと両親のすねをかじりながら暮らしています。お手伝いをたのまれても、「わたしはからだが弱いから」と何もしません。
ある日、両親が「まよいのどうくつ」に入ったきり、帰ってこなくなりました。そこには、こわいかいぶつがいると言い伝えられています。
巨木の前で泣きつづけるユアの前に、ボノロンがあらわれます。
《2011年12月号 トトの橋の巻》
深く長い谷をはさんで、トンガリ村とマンマル村という村がありました。ふたつの村をつなぐのは、2本のセコイアの巨木を使ってかけられたつり橋だけ。
トンガリ村に暮らすトトは、毎日この橋を渡ります。病気のお母さんのために、マンマル村の草原にしかない薬草を取りに行くのです。
ところがある日、それぞれの村の村長がケンカをして、橋をおとしてしまいました。困りはてたトトは、大つぶの涙を流しますーー。
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