商品紹介
【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2015年2月号~12月号が収録されています。】
《2015年2月号 さいごのおきゃくさんの巻》
ケルルのお店はいつもおきゃくさんでいっぱい。ケルルのつくるとてもおいしいキノコ料理は、王様もやってくるほどの味でした。
ケルルも年をとり、お店をしめることにしました。ケルルは、店のうらにある小さなおはかの前で涙をこぼします。
「一度だけでいい。この店で母さんにボクの料理を食べてもらいたかった」。
そして、さいごの日。店をしめたケルルの前に、ひとりのお客さんがあらわれます。
《2015年4月号 ファビオのバイオリンの巻》
いつかおおぜいの人に、自分のバイオリンの演奏を楽しんでもらいたいと夢見る少年ファビオ。海の見える丘にある、カエデの巨木に空いた穴で見つけたボロボロのバイオリンで、毎日練習しています。けれども、漁師のお父さんには、ファビオは自分の夢を言えません。
ある日ファビオは、夢をかなえたいとバイオリンひとつ持って家を飛びだします。それから、いろんな町を旅しますが、苦しい生活の中、ついにバイオリンが壊れてしまいますーー。
《2015年6月号 言えなかったありがとうの巻》
カラマツの根もとの家に、ラーナと娘のルオ、ラーナのお母さんのマニの3人が住んでいました。ラーナはひっしにはたらいていますが、生活は苦しく、よゆうがありません。
ある日、かわいいにんぎょうを欲しがるルオに、手作りのにんぎょうをプレゼントします。けれども、ルオはこんなのいやだと放り投げてしまいます。そんなルオを、ラーナはしかることができません。なぜなら、それは幼い時、自分が母のマニにしてしまったことだったからですーー。
《2015年8月号 絵かきのボッセの巻》
ボッセは小さなころから絵が得意。村の皆がお金を出しあって絵の学校に通わせてくれたおかげで、りっぱな絵かきになることができました。ところが、ひさしぶりに村に帰ってきたボッセはびっくり。美しいカヤの森に囲まれた村からは木々がなくなり、人も離れ、さみしい村になっていたのです。
ポッセの涙であらわれたボノロンに、自分が絵に描いたむかしの村のすがたが戻ることを願いますーー。
《2015年10月号 オオカミとひな鳥の巻》
ザギルというらんぼう者できらわれ者のオオカミがいました。ある日、空からおちてきたたまごを受け止めます。すると、中から小さなひな鳥がかえり、ザギルを「お父さん」と呼び、親だと思い込んでしまいました。ひな鳥にググと名付け、もっと太らせてから食べようと考えるザギル。しかし、ふたりはいっしょに過ごすうちになかよくなっていきます。
そこへ、たまごをおとしたググの親の願いをかなえるために、ボノロンがやってきます。
《2015年12月号 よわむしジャーノの巻》
ポプラの巨木のある村になかよしの姉弟がいました。弟は気がよわくてよく泣くジャーノ。お姉さんは心やさしいリーザです。
ジャーノはいじめっこたちに追いかけられても、立ち向かわずに、にげてばかり。そんな時、助けてくれるのはいつもリーザでした。
ところがある日、リーザがとなりの国にはたらきに行くことになってしまいます。
自分がいなくなったあとのジャーノのことを心配したリーザが、巨木に涙をおとすとーー。
《2015年2月号 さいごのおきゃくさんの巻》
ケルルのお店はいつもおきゃくさんでいっぱい。ケルルのつくるとてもおいしいキノコ料理は、王様もやってくるほどの味でした。
ケルルも年をとり、お店をしめることにしました。ケルルは、店のうらにある小さなおはかの前で涙をこぼします。
「一度だけでいい。この店で母さんにボクの料理を食べてもらいたかった」。
そして、さいごの日。店をしめたケルルの前に、ひとりのお客さんがあらわれます。
《2015年4月号 ファビオのバイオリンの巻》
いつかおおぜいの人に、自分のバイオリンの演奏を楽しんでもらいたいと夢見る少年ファビオ。海の見える丘にある、カエデの巨木に空いた穴で見つけたボロボロのバイオリンで、毎日練習しています。けれども、漁師のお父さんには、ファビオは自分の夢を言えません。
ある日ファビオは、夢をかなえたいとバイオリンひとつ持って家を飛びだします。それから、いろんな町を旅しますが、苦しい生活の中、ついにバイオリンが壊れてしまいますーー。
《2015年6月号 言えなかったありがとうの巻》
カラマツの根もとの家に、ラーナと娘のルオ、ラーナのお母さんのマニの3人が住んでいました。ラーナはひっしにはたらいていますが、生活は苦しく、よゆうがありません。
ある日、かわいいにんぎょうを欲しがるルオに、手作りのにんぎょうをプレゼントします。けれども、ルオはこんなのいやだと放り投げてしまいます。そんなルオを、ラーナはしかることができません。なぜなら、それは幼い時、自分が母のマニにしてしまったことだったからですーー。
《2015年8月号 絵かきのボッセの巻》
ボッセは小さなころから絵が得意。村の皆がお金を出しあって絵の学校に通わせてくれたおかげで、りっぱな絵かきになることができました。ところが、ひさしぶりに村に帰ってきたボッセはびっくり。美しいカヤの森に囲まれた村からは木々がなくなり、人も離れ、さみしい村になっていたのです。
ポッセの涙であらわれたボノロンに、自分が絵に描いたむかしの村のすがたが戻ることを願いますーー。
《2015年10月号 オオカミとひな鳥の巻》
ザギルというらんぼう者できらわれ者のオオカミがいました。ある日、空からおちてきたたまごを受け止めます。すると、中から小さなひな鳥がかえり、ザギルを「お父さん」と呼び、親だと思い込んでしまいました。ひな鳥にググと名付け、もっと太らせてから食べようと考えるザギル。しかし、ふたりはいっしょに過ごすうちになかよくなっていきます。
そこへ、たまごをおとしたググの親の願いをかなえるために、ボノロンがやってきます。
《2015年12月号 よわむしジャーノの巻》
ポプラの巨木のある村になかよしの姉弟がいました。弟は気がよわくてよく泣くジャーノ。お姉さんは心やさしいリーザです。
ジャーノはいじめっこたちに追いかけられても、立ち向かわずに、にげてばかり。そんな時、助けてくれるのはいつもリーザでした。
ところがある日、リーザがとなりの国にはたらきに行くことになってしまいます。
自分がいなくなったあとのジャーノのことを心配したリーザが、巨木に涙をおとすとーー。
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