短いケド、面白い！おすすめ短編小説特集
じっくりと長編に取り組むのも良いですが、本の魅力がギュッと凝縮された短編もやっぱり面白いですよね。通勤・通学の電車の中やおやすみ前のひと時に楽しむにも最適です。
本特集では、おすすめの短編小説・連作短編を5つのコーナーに分けてご紹介します。
今まで読書の習慣が無いという方でも、きっと楽しんでもらえると思います。この機会に是非読んでみてください。
珠玉の連作短編
最近目立つのが、複数の短編が全体として1つの作品になっている連作短編と呼ばれるジャンル。 短編のとっつきやすさはそのままに、それぞれの話の繋がりの妙を味わう楽しさや長編小説のような読み応えがあるのが連作短編の魅力です。 このコーナーでは、6つの作品が微妙に絡み合う構成が見事な『死神の精度』（日本推理作家協会賞短編部門受賞）や主人公（視点）を変えながら思春期の友情を鮮やかに描く『きみの友だち』など、おすすめの連作短編を集めました。
あの有名作家の短編
自分が読んだことのない作家の本を手に取るとき、まずは短編小説なら手軽で良いですよね。 このコーナーでは、有名作家のおすすめ短編小説を集めてみました。色々な作品を読んで、お気に入りの作家を見つけてみませんか？
短くても面白いミステリー
このコーナーでは、短くてもトリックが見事だったり、笑えたり、泣けたりする、とにかく面白いミステリーを集めました。 流麗な文章と精緻なロジックが冴える『満願』（山本周五郎賞受賞）、空前絶後のアホバカ・トリック満載の『六枚のとんかつ』（メフィスト賞受賞）など、バラエティに富んだラインナップです。
短編の名手の作品
ページ数が限られた短編小説では、長編とは異なる構成力や切れ味が求められます。このコーナーでは、そんな短編を得意とし、「短編の名手」と呼ばれる作家の作品を集めています。 短編の名手である阿刀田高の中でも最高傑作とされる『ナポレオン狂』（直木賞受賞）、「ショートショートの神様」星新一の『ボッコちゃん』など、名手たちの至高の技を堪能ください。
文豪の短編
時には文豪と呼ばれる作家の格調高い文章に触れ、日本語の美しさを再認識するのもいいものです。とはいえ、いきなり長編から入るのは大変ですよね。 そこで、このコーナーでは、文豪と呼ばれる作家の短編を集めてみました。青空文庫（無料）の作品もありますので、気軽にお試しください。
