村田沙耶香 特集
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いびつな家族や女性の姿を描く
野間文芸新人賞、三島由紀夫賞、芥川龍之介賞という純文学の新人賞三冠という輝かしい経歴を持ちます。2016年、『コンビニ人間』で芥川賞作家となり注目の最中、本人がコンビニのアルバイト店員として働いていたことでも話題に。
2016年芥川賞受賞の代表作『コンビニ人間』
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大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。36歳、これまで彼氏なし。
大人へと踏み出す時期の心理を繊細に描写『しろいろの街の、その骨の体温の』
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女の子が少女に変化する時間を切り取り丹念に描いた、静かな衝撃作。
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こちらもオススメ。女子小学生に存在する人間関係。
センス・オブ・ジェンダー賞少子化対策特別賞受賞『殺人出産』
消滅へのカウントダウン？最後には何が…『消滅世界』
デビュー作となった短編集『授乳』
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「――ねえ、ゲームしようよ」表題作他２編。
その他の著者作品
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三人の交差する性はどこへ向かうのか。
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帰りませんか、「家族」の無い純粋な世界へ。
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表題作他一篇。
恋愛ではない場所で、この飢餓感を冷静に処理することができたらいいのに。誰でもいいから体温を咥（くわ）えたいって気持ちは、恋じゃない。言葉の意味を、一度だけ崩壊させてみたい。
著者略歴
村田沙耶香（むらた・さやか）
1979年千葉県生まれ。小学生の頃より創作活動をはじめる。玉川大学文学部卒。大学在学中に執筆した『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。自身が勤務し続けるコンビニエンスストアを舞台にした『コンビニ人間』で芥川賞に初ノミネートし、受賞。
