池波正太郎 特集
『鬼平犯科帳』をはじめ『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』〈必殺仕掛人〉シリーズなど、多くの読者に支持される池波正太郎作品をご紹介します。
「鬼平犯科帳」シリーズ
連載期間23年、登場人物は1800人以上！
時代小説に新境地を拓いた、累計2700万部の大ベストセラー。
池波正太郎が選んだ鬼平ベスト5
▼第六巻収録「大川の隠居」
元老人で老船頭の友五郎が鬼平の鼻を明そうと、平蔵の寝室に忍びこみ盗みを働くが…
▼第二十一巻収録「瓶割り小僧」
口を割らない盗賊に見覚えがあるが思い出せない平蔵。そこへ茶碗が割れて…
▼第三巻収録「盗法秘伝」
平蔵が初めて盗みの手助けをする
▼第五巻収録「山吹屋お勝」
五十歳を過ぎた従兄の嫁取り騒動
▼第九巻収録「本門寺暮雪」
斬り合いで平蔵が死を覚悟した！？
「番外編」＆「決定版 鬼平事典」
血しぶく「幕末」の世
【7/26 新刊】「池波幕末もの」の集大成！
幕末から明治へ。数奇な運命を辿った直参の剣士・杉虎之助の生涯を描いた長篇小説。
女には弱いが剣をとっては隊長近藤勇以上といわれた永倉新八の痛快無類な障害
男と女、生き抜く力が漲る！
池波正太郎がもっとも愛した男
子供の頃から居眠りばかりで女好き。大石内蔵助の誕生から討入まで、女の化粧の香に包まれた生涯を描く。
いわれなき仇討から逃れる男が、町医師として江戸に暮らすうちに得た境地とは？
魅惑の世界「忍者シリーズ」＆「群像三作品」
伝説の女忍び於蝶が上杉謙信のために命を賭けて活躍する
剣士、柔術師、弓術家、手裏剣士…。小気味よい江戸の日常を背景に、エロスに根ざす人間の欲望をとらえた七篇。
「週刊文春」連載の"正太郎絵日記"
【7/26 新刊】 ショートエッセイを直筆の絵と楽しめる池波版絵日記
著者略歴
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池波正太郎（いけなみ・しょうたろう）
1923年１月25日、東京・浅草生まれ。東京都庁に勤務のかたわら劇作を手がけ、46年『雪晴れ』で読売新聞の演劇文化賞に入選。以降、作家に転身、60年に『錯乱』によって第43回直木賞受賞。77年に吉川英治文学賞を、また88年に菊池寛賞を受賞した。1990年５月３日、急性白血病で永眠。
