横山秀夫 特集
D県警シリーズはここから始まった！
お求めやすい、短編シリーズ
陰の季節
記念すべき、D県警シリーズ第一弾。表題作「陰の季節」は第5回松本清張賞を受賞しました。 警察内の人事問題を真っ正面から扱いながら、警察一家の気配を巧みに描く、新しい警察小説の誕生。
動機
各誌ベストテンを総ナメにした、日本推理作家協会賞受賞作。 署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か…。男たちの矜持がぶつかりあうミステリ短篇４作品。
横山秀夫を読むなら絶対に外せない
金字塔となる３冊
このほかの傑作警察小説
著者略歴
横山秀夫（よこやま・ひでお）
1957年東京生まれ。国際商科大学（現・東京国際大学）卒業後、上毛新聞社入社。12年間の記者生活を経て、フリーライターとなる。91年『ルパンの消息』で第９回サントリーミステリー大賞佳作に選ばれる。98年『陰の季節』で第５回松本清張賞を、2000年『動機』で第53回日本推理作家協会賞・短編部門をそれぞれ受賞。02年には『半落ち』が「このミステリーがすごい！」と「週刊文春ミステリーベスト10」でともに１位を獲得。03年に上梓した『クライマーズ・ハイ』には新聞記者時代の著者の取材体験が投影されている。その後、体調不良もあり、単行本では『震度０』以降活動が下火になっていた。雑誌連載から数度の全面改稿を重ねた『６４』（ロクヨン）が、12年現在でファン待望の最新刊となる。
